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シャツ-日本人が作るMADE IN JAPAN

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今やMADE IN JAPANを謳いながら
実際縫製をしているのはアジア諸国の人々という工場も多い。
また、手先の器用なアジアの方々の作るものは
日本人のモノづくりに決して劣らないものになっているという。

では日本人が作るMADE IN JAPANの意味とはなんだろうか?

例えばここに2万円のシャツがあるとする。
アジアの方々は自分が縫っているそのシャツを
殆どの人が買う事が出来ない。
日本人の場合は贅沢品だとしても多少の我慢や努力で
そのシャツを手に入れる事が出来る。
‘2万円のシャツ’を現実味を持って捉える事が出来るか否か。
この違いは必ずモノづくりに現れる。

‘それならこのシャツはこうでなければ・・・’
‘自分が買うならこうでなければ・・・’と
縫う人が考えたり、責任を持つ事が出来る。

それが日本人でMADE IN JAPANを作る意味だと思う。

そう話してくれたのがティグルブロカンテの
定番エスプリシャツなどを縫ってくれている工場の社長さんだった。

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唐津にあるその工場では、20名ほどが働いており、
工場で働いた経験やミシンを触った事の無かった方も多い。
それでも国内外のブランドからその品質を求めてオファーがある。

縫い子さん達に敬意を払いながらも、品質に差が出ない様、
社長さんの長年の経験を活かして、準備や段取りをする。
当たり前の事を当たり前にきちんとすることで、
ティグルブロカンテのシャツは作られていたのだ。

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まずパターンと仕様書の確認。工場内で縫い易いようパターンの修正、別途仕様書の作成を行う。勿論、デザイナーの意図する出来上がりのラインは変えない様細心の注意を払って。
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-品質を保つ為の工夫-
左上:地縫いで出る誤差を無くす為、縫製後に切り揃えている。 右上:襟付位置3点の各メーカー毎の寸法を記したもの。
左下:襟を地縫いし返す時にも誤差が出ない様、型を作っている。ちなみにこれは定番エスプリシャツの襟型。
右下:裁断された生地。横から見るとチェックの柄がきっちり揃っているのが分かる。