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天然染め

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福岡・三潴の工房にて職人が一つ一つ、手作業で染めを行います。手染めならではの自然な色ムラや、天然由来の優しい色合いが魅力です。また、染めならではの味わい深い色落ちも楽しめるので、長く着こむほどに愛着のわくものとなります。
伝統的な天然染めのアイテムをカジュアルに。ティグルブロカンテがオープン以来、提案しているスタイルの一つです。


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<天然染め・染料>



天然のインド藍を用いて染めています。甕に入った藍の染液に浸し、手でしっかりと揉みこむ。
引き上げたものを絞って広げ、空気に触れさせると、緑味のあった色が酸化することでインディゴブルーへと変わっていきます。この作業を十何回と行うことで、藍色に深みが増していきます。
更にそれを中和し、色止め、洗浄を繰り返すことでようやく染めあがり。
鮮やかで深みのある藍の色には一枚の洋服、一束の糸を染めるのにかかる労力と職人の技が込められています。



阿仙薬(カテキュー)という草木で染めた後、泥で染める事で草木のタンニンと泥の鉄分が結びつき、優しいブラウンの色合いに染めあがります。
使用している泥は職人が工房の横で野菜を育てている畑の物。泥染めはその土の成分によって色味が変わる為、この色味はティグルブロカンテならではのものとなります。



自然由来の煤(すす)と膠(にかわ)から作られた京都の墨を使用して染めます。
墨を濃くするほど、色の深みが増していきます。通常の黒とは異なる、優しさのあるスミクロに染めあがります。


<天然染め・技法>


のりおき
米ぬかやもち粉で作ったのりを版を使用して生地に置き、のりが乾いたら絵柄の中に色をさす技法です。
その上からまたのりを載せ、染めます。その後にのりを洗い落とすと染まっていない絵柄が表れます。
職人の手により、美しいぼかしやグラデーションが表現される技法です。


ろうけつ
蝋で型どおり、またはフリーハンドで柄を入れ染めることにより、ロウで伏せられた部分が柄になります。
水玉やボーダーなど、1枚1枚手描きになりますので微妙にニュアンスが違い、版では表現できない手の温もりが伝わります。


板締め
生地を板で挟み染める技法です。板で挟んだ部分が染まらずに柄となって現れます。色のランダムさとにじみ感が特徴です。


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