DRAGON BROCANTE 2020.04.19
2020年4月19日
熊本でも以前に比べると自粛ムードが高まってきています。周りの飲食店もお弁当を作ったり、テイクアウトメニューを追加したりとされているので、お世話になってるお店や大好きなお店のお弁当をお昼に食べるのがささやかな楽しみです。
そして最近、皆さまもよく聞いたり考えたりする事がおうち時間、ステイホームとかいった事ではないでしょうか?
そこで今回はこんなご提案、おうち時間で靴を磨きませんか!?
そんな事を考えていたら、スタッフの坂田がサンプルとして最高の靴を履いていました…

ドラゴでもここ数年、定番的人気のBLUND STONE のローカットモデル。シンプルでどんな服装にも合わせやすく、雨の日も履けるし履き心地も良い。ベビーローテで履いている方も多いのではないでしょうか?
そんなBLUND STONEは毎日ピカピカに磨き上げた状態で履く靴でもありませんが、ワークブーツの様にボロボロがカッコ良いという靴でもありません。程良い手入れが必要です、写真の状態は少し靴が可哀想な状態です。

まずは除菌ペーパーで靴の中を綺麗にしましょう。現在は除菌ペーパーは貴重ですのでティッシュや布切れを水で濡らし固く絞って代用しても良いかと思います。
ついでに靴の底やレザー以外の部分も拭いてあげると良いですね。
その後、風通しの良い日陰ですぐに乾かしましょう。

次にシューキーパーを入れて、手入れ時の型崩れ防止やシワ部分の手入れをしやすくします。シューキーパーが無い方は新聞紙を丸める事で代用できます。

シューキーパーは高い物で無くても十分です。最低限バネ式で前部が二股であると、ある程度の靴には対応出来ます。僕は二千円前後の物を使っています。

馬毛ブラシを使ってブラッシング、力を入れ過ぎずにシワの部分などはシワに沿ってブラッシングして埃やゴミをしっかり掃き出しましょう。

クロスにクリームを少し付けて、ブラッシングでは取れない埃や油汚れ、古いクリームを落とします。専用のクロスで無くても、使い古した綿のTシャツをカットしても代用出来ます。面倒ですが何回かクロスの面を変えてクリーニングしましょう。
インソールは取り外して別で洗います。

僕はこの二つを使用していますが、靴磨き職人さんのブログなどを見てると、右側のモゥブレィのステインリムーバーの使用率が高いようです。

左側がクリーニング後、まだ栄養補給や補色もしていないスッピンの状態です。これだけで随分と違いますね。

ここから革に栄養とツヤを与えていきます。靴クリームには乳化性クリームと油性クリームがありますが、まずは乳化性クリームで油分と水分を補給します。
油性クリームやワックスには保湿の効果はないのでご注意を。油性クリームやワックスは革の表面に光沢を出したり、フォーマルな革靴の表面保護の為に使用するので今回は使いません。

乳化性クリームを靴に馴染ませたら、豚毛ブラシで磨き上げます。クリームをより靴に馴染ませると共に、表面に残った余分なクリームを取り除きます。好みになりますが、ここはクロスを使って磨きあげるやり方もあります。

乳化性クリームも多種多様あるのですが、扱っているお店も多く、値段もお手頃なのはこの辺りかな?と思います。

ブラッシングとクリーニングと栄養補給、それだけでこんなに変わってきます。慣れたらそんなに時間もかかりませんよ。
手入れをすると靴に更なる愛着が湧きますし、靴の寿命にも関わってきます。

他にはこんなものも。
左側は防水スプレー程の効果は望めませんが、保革と防水を兼ねたミストタイプ。防水スプレーが苦手な僕は重宝してます。
右側のマスタングペーストは革の乾燥が酷い時に使用します。ラナパー派の方も多いですが、僕はマスタングペースト派です。

いかがでしたか!?是非、気軽な気持ちでやってみて下さい。
BLUND STONE 公式サイトでは2週間に1度の手入れを推奨していますが、出来なければ月に1度やるだけでも靴の寿命は確実に変わってきますよ。凝り性な人はハマってしまう可能性もありますが、クリーナーやクリームは塗りすぎ注意です!!!
また何か思いついたらおうち時間ブログ、やってみますね!
ドラゴ ブロカンテ 大橋
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