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坂本善三美術館 POP UP SHOP

2021年8月4日

 

阿蘇・小国の坂本善三美術館で開催中の”プロダクツで作る善三展”。身近な暮らしとアートの親和性が感じられる展示です。会期も残すところあと一か月程となりました。

 

 

 

 

 

 

 

幾何学的なのに、有機的。整然と並んでいるようで、個々の点や線に表情が感じられます。そこからインスピレーションを受けて作るプロダクツ。洋服だけでなく木工、建築、デザイン、お菓子、懐石料理etc…”製品”として完成していながらも人の手を感じる温かさをが感じられる品が並びます。

 

 

 

期間中、特別設置のポップアップもお陰様でご好評頂いております…写真は生地をご購入の方が作って下さったトートバッグ。赤のハンドルが効いています。また先日はお孫さんのワンピースを作って下さった方もいらっしゃったとのこと。生活の中で楽しんで使って頂けて嬉しい限りです。

 

 

さて、今回は展示会にまつわるお知らせを2つ程…

 

【お知らせその1】

 

「んまつーポスが善三シャツを着つづける79日間プロジェクト」

https://www.facebook.com/sakamotozenzoo/posts/4490887997601746

 

 

本来は展示会の初日に美術館でオープニングショーを行う予定だったコンテンポラリー・ダンスカンパニーの「んまつーポス」。その「んまつーポス」の皆様が、この展覧会期間中、Zenzo carreauxのシャツを着続けて活動しています。山形、福島、宮崎…毎日の非日常・日常と共に刻まれる変化を、期間の79日分写真に収めるプロジェクト。

 

 

 

 

 

 

 

 

善三美術館に届く記録写真には、躍動感にあふれる写真と日常の様子が写っています。壁に張り出してありますので、その変化をぜひお楽しみください。
 

 

 

【お知らせその2】

 

美術館・アート情報のWebマガジン「アートスケープ」に、熊本市現代美術館の学芸員・坂本顕子さんが「プロダクツで作る善三展」のことを書いて下さいました。

 

小さな町で美術を耕す──小国町・坂本善三美術館と地域住民たちの数々の試み

https://artscape.jp/report/curator/10170376_1634.html

 

 

常勤の美術教師がおらず、高校でも選択科目として美術がない小国で地域として小中学生に美術を体験させる、美術体験の受け皿としての機能を持つ坂本善三美術館。今回のような展示が可能となる地域密着の力の裏側を感じた気がしました。

 

 

 

 

 

 

小国の爽やかな夏空。各スタッフもブログでお知らせしていますが美術館を少し登ったところにある鍋ケ滝もこの季節は絶好のスポットです。是非、夏のお出かけにお楽しみくださいませ。

 

 

【坂本善三美術館 コレクションリーディングvol.5 “プロダクツで作る善三展”】

 

日程:2021年6月19日(土)~9月5日(日)

 

場所:坂本善三美術館(熊本県阿蘇郡小国町黒渕2877)

https://sakamotozenzo.com/

 


熊本の自然や風土に根差した作品を生み出し続けた抽象画家、坂本善三氏。グレーの画家、東洋の寡黙と呼ばれたその作風は日本独自であると世界的評価を受けています。その世界観を「ものづくり」で表現する展示会。坂本善三作品を衣・食・住、様々な分野のプロフェッショナルが独自の解釈で作りあげるプロダクツが並びます。

 

ティグルブロカンテからは作品を用いてテキスタイルや版をデザイン、職人の手仕事で仕立てるウェアやグッズを展示販売。ドラゴカフェアット( Instagram )からはイベントでもご好評頂いたクッキーをご用意いたします。

 

日々の暮らしに寄り添うアートの形。お楽しみいただけましたら幸いです。

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