初めての愛知・静岡出張
2019年12月25日
初めての愛知・静岡出張
皆さま、こんにちは!
お久しぶりの投稿になります
企画のナカノメイです
先日、生地の産地として知られる一宮、浜松を中心に秋冬用の生地を探しに行って参りました!
今回は初めて伺う機屋さん、注染の染工場さんをご紹介します
こちらは力織機(シャトル織機)を使用している織工場さんです


力織機は最新の織機には生産効率が劣りますが、糸を過度に引っ張ることなく織ることが出来るため、糸本来の風合いが活きた生地に仕上がります

TIGRE BROCANTEの多くの布帛地はこの力織機で織られているものを使用しています


こちらは力織機で織られた12.75オンスデニムを使用したアイテムです!
12.75オンスデニムはオリジナルの黄色い耳がポイントですが、力織機ではこのように耳の付いたセルビッチの生地を織ることが出来ます
是非チェックしてみてください!
続いて、浜松の注染の染工場さんです
伝統的な染色技法である注染は、手作業ならではの柔らかなぼかしや滲みのある柄が魅力です
こちらは防染のためのノリ置きをしている様子

防染に使用するノリは粘土、おもち、海藻などから作られるナチュラルなものを使用しているとのこと
こちらではやかんを使用し、染料を注いでいます

柄の周囲に防染ノリを絞り出し、土手を作ることで染料が漏れ出るのを防いでいます
続いて水洗いの工程です

染め上がった生地を長い水場に通して、水洗いします
機械が生地を運びながら、じゃぶじゃぶ洗っています!
こうして洗い上がった生地は高く組まれたハリにかけて、乾燥させます

職人さんがハリの上に登り、ロープを駆使して生地を掛けていくとのこと
自然光と風で優しく乾燥させることにより、生地に自然なテンションが生まれるのです!
こうして完成した生地は機械で巻き取られ、私達がよく目にする反物になります




オリジナル柄を注染で入れた生地を使用しているアイテムです
こちらも是非チェックしてみてください!
如何だったでしょうか?
tigre brocante の物作りで糸本来の風合いを活かした生地の質感、注染の柄のにじみ感を感じていただけたらと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
以上、企画のナカノメイでした!
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