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唐津、平戸出張

2023年5月20日

 

皆様、初めまして!
入社3年目、企画の甲原と申します。



私ですが、サンプル縫製やお洋服のお直しなど、社内でミシンを扱う機会が多くあります。


今回の出張では、縫製工場さんの見学ということで、

縫製の様子や、使用している機械や道具など、実際に見られる機会ということで、はりきって行って参りました〜!

 


まずは唐津市のシャツの工場さんにお伺いしました。

 



早速、縫い場へ。

皆さんの手さばきに、ついつい見入ってしまいます。

縫製未経験のスタッフも多いそうですが、(経験より、目的意識)を持つことを大切にして、

皆さんいきいきとお仕事されています。

 



こちらは、裁断の下準備の様子。

1枚ずつの手作業ということに驚きました!
とても根気のいる作業ですよね。
ですが、生地の歪みを整えることで、柄がしっかり合い、仕上がりも良くなるので、とても大事な手作業です。



 

そしてこちらは、衿の裁断機なのですが、
(衿つけ線の縫い代の幅を揃える)
とってもマニアックな裁断機です!



手動で調節できるため、様々な衿の形に対応可能です。



それにしても、こんなにピンポイントな裁断機があるなんて、、!
密かにテンションが上がっておりました。



縫い代の幅がきれいに揃うと、縫いやすく、仕上がりもきれいになります。




 

こちらも、衿を作る際に使用する金型。
このトンガリは衿先です!

金型を使うことで、左右対称のきれいな衿の形を出すことができます。
この金型は型紙に合わせて、ひとつずつ手作りされています。

衿はシャツの命、と時に言われるだけあって、衿ひとつでも、いろんな道具を使って作られているんですね。




量産の縫製ですが、ひとつひとつ、手間をかけて丁寧に作られていること、
きれいな縫製には、ひと工夫、ひと手間を惜しまないことが大切だということを実感いたしました!

 

 

 

続いては、長崎県平戸市のカットソー工場さんへ

 

弊社の製品を縫製中でした。

こちらでも、次から次に縫い合わさっていく手さばきに、見入ってしまいます。

 

 

 

ずっと見てみたかった、またぎ2本針のミシン縫製も見ることができました!

 

 

 

針が2本ついているので、ふたつのステッチをはぎ目をまたいで一気に縫うことができます。

 


このように、仕様やデザインなどこだわりの詰まった洋服を、縫製の技術で一着一着を形にする、

工場さんがあってこそのものづくりだということを、今回の出張で改めて実感いたしました。

これからも、皆様が豊かに過ごせる服作りができるように日々精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!




最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

甲原

 

 

〜平戸の寄り道にて、港町のネコ〜



 

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