home home home home

初めての横浜・東京出張!

2018年7月10日

企画のナカノメイです!

前回に引き続き、先月末初めての横浜・東京出張に行って参りました!

 

今回は横浜でお邪魔した生地プリントの工場さんとプリントの型屋さんについて詳しく紹介していきたいと思います!

 

 

生地プリントの工場さん

Tigre Brocanteオリジナルのプリント生地は、全てこの工場さんでプリントされています!

全て手作業でプリントしていく手捺染(てなっせん)という技法でプリントしています。

外にはたくさんのプリントの型が保管されていました!

工場内にはこのように長い板場が置いてあり、ここに生地を隙間無くきれいに広げていきます。

使用する染料です。様々な色があります!

染料を糊と混ぜ合わせ、粘度を出すことで輪郭を崩さず、きれいにプリントすることが出来るとのことです!これを捺染のりといいます。

このようなスキージと呼ばれる道具を使用し、型を刷ります。

板場に固定した型の上から、染料を流し、しごき(染料を生地に力を入れながら押し込む作業)を行っていきます。

均一に色が入るよう力を加えるのはとても難しく、熟練の技が必要です!

型を刷り終えた後は乾燥させ、高温で蒸すことで、染料を生地に定着させます。

最終工程で水洗い、乾燥、点検を経て、Tigre Brocanteオリジナルのプリント生地が出来上がります!

 

長い生地に少しずつ手作業でプリントしていくので、機械では出すことの出来ない温かみがあります!

たくさんの工程を経て、プリントされているのですね!

 

 

 

プリントの型屋さん

続いてプリント用の型を作成する型屋さんを紹介します!

ここでは元の絵型を手描きでトレースしています!

 

このような透明のフィルムに黒いインクでトレースしていました!

このような型の土台となる網全体に薬品を塗ります。

 

これに光を当てると薬品が固まるのですが、

型の土台とライトの間にフィルムをセットすることで、柄の部分のみ光を通さず、薬品が固まらないため、洗い流すことが出来るのです!

薬品が固まらなかった柄部分を水と空気で洗い流すと、このように柄が抜け落ち、型が出来上がります!

仕上げに余計な部分の抜け落ちを、筆で薬品を塗り埋めていきます。

柄なのか、余計な抜け落ちなのかを目で見て判断するのも熟練の技が必要です!

最後に小さめの板場に紙を張り、顔料で柄を刷り、最終確認を行います!

 

こうして生地プリント用の型の完成です!

今はコンピュータで絵型をトレースするところがほとんどですが、あえて手描きでトレースすることで、より動きのある柄を表現することが出来るのです!

 

是非、店頭にてTigre Brocanteオリジナルのプリントアイテムをチェックしてみてくださいね!

 

以上、企画のナカノメイでした!

コメントは受け付けていません。

最近のコメント

    アーカイブ

    カテゴリー